2015年8月22日土曜日

めだかが産卵するための条件とは

我が家のめだかを観察していると、
何匹かおなかが膨れているように見えます。
もしかしたら卵持ちかなとか期待を抱きながら、
どうすれば卵を産むのかと疑問に感じたので調べてみました。

しかし、まずそのめだかが本当にメスかどうかも分からないので、
めだかのオスとメスの見分け方を調べてみました。



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メダカのオスとメスの見分け方

一番簡単な見分け方は、しりビレを見比べる方法です。

オスの尻ビレは平行四辺形に近いかたちをしているのに対して、
メスは三角形に近いかたちをしています。


次に簡単なのは背ビレです。

オスは先端がギザギザしており、1つ切れ込みがあるのに対して、
メスはギザギザや切れ込みがありません。


オスの方が特徴的なので、オスを見極めることが出来れば、OK!


めだかのオスとメスの見分け方
▲オスのめだかイメージ図



あと強いて挙げるなら、メスのおなかの方が膨れていることです。



オスとメスの違いが分かったところで、
本題の産卵条件についてざっくりまとめてみました。




メダカの産卵条件

・産卵時期は?

産卵時期は、春~秋にかけて産卵します。
だいたい4月~10月ごろまで。
光と水温で季節を感じることができるようです。


・産卵に至るまでに満たしておくべき条件は?

1.オスとメスが同じ水槽にいること
こればかりは、新たな生命の誕生にはかかせません。
また、メダカ同士の愛称もあるので、
メス一匹に対して複数のオスがいることが好ましいです。



2.大人のメダカであること(約2cm以上)
成魚でなければ繁殖能力は持っていないので、
産卵させたいときはメダカのサイズに注意しましょう。



3.適切な水温
20℃以下になってしまうととたんに産卵しにくくなります。
めだかの本来の産卵時期は温かい時期なので、
28℃くらいを目安に温度管理が重要です。



4.えさを毎日与える
産卵はとてもエネルギーのいる行動。
栄養が不足すると、産卵時期はどんどん後ろ倒しになるだけでなく、
産卵出来ずじまいとなる可能性もあります。

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5.水流のコントロール
めだかは流れに弱いので、強すぎるブクブクなどはストレスになります。
メスはストレスを感じると産卵しなくなる可能性もあります。
オスは強い流れの場所では求愛行動がとれなくなり、
メスの産卵を促すことが出来なくなります。
水流の管理を徹底することは、
産卵促進だけでなくめだかの寿命にも関わってきます。



6.水草やシュロの木の皮で産卵ベッドを作る
卵を植え付ける場所を用意しておくことで、
産卵を促すことが出来ます。



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シュロの木の皮で産卵ベッド導入


ということで、我が家の敷地にあるシュロの木から皮を剥いで、
メダカ用のベッドを作りました。

                ▲我が家のシュロの木


皮を良く水で洗い、細かいくずが出ないように取り除きました。

そこからクシュクシュに丸めて、鳥の巣のようなかたちを作って

水槽の中へ。


 
▲イメージはこんな感じ


しかし、水の中に沈まず、ぷかぷかと浮遊した何とも落ち着かない状態に。
そこで、応急処置的にカインズホームで購入した赤玉土を
鳥の巣状のシュロの皮産卵ベッドへ投入。

なんとか沈んで産卵ベッド完成。

シュロ皮の産卵床
▲シュロ皮投入とめだか


後で詳しく調べてみると、本当は煮沸消毒&アク抜きとかをしたほうが良さそうです。が、私の場合、時既に遅し。
投入から2日経過していました。
今のところ全く問題ないので、おそらく大丈夫でしょう。


この煮沸消毒の理屈は分かるのですが、
アク抜きの理由がいまいち分かりませんでした。
もししなかった場合、めだかにどんな影響を及ぼすのか
調べてみましたが分からず仕舞い。


うーん、気になるなあ。



今回はこの辺で。次は、産卵した後にどういう対処をすれば良いかを
自分の学習がてら、まとめてみたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは、また次回。

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